いつも「コード・オブ・ジョーカー」をご利用いただきありがとうございます。
第9回の今回は3/20(月)から販売が開始された、期間限定カードセット「幽黒の支配者」を
ご紹介します。
■注目カード
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効果内容、使用率ともに青属性ユニットの象徴とも言える存在感をもつ
ユニットカード≪始世姫ジョカ≫。
対戦相手のユニットがフィールドに4体以上いた場合、
対戦相手のユニットを全て破壊することができます。
対戦相手のユニットが3体以下の場合でも、対戦相手のレベル2以上のユニットを
全て破壊することができます。
フィールドをリセットするカードとして青属性デッキに
よく投入されている便利なカードです。
≪始世姫ジョカ≫を持っていない人は是非この機会に手に入れましょう。
注意すべきはこちらのフィールドにユニットがない状態で≪始世姫ジョカ≫を
出しても効果が発動しない点です。
≪始世姫ジョカ≫の効果を発動させるにはこのユニット以外の自ユニットを
1体以上破壊しなければなりませんので注意しましょう。
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フィールドに出た後でも優秀な効果を持つ強力な一枚となっています。
■デッキ紹介
カードセット「幽黒の支配者」を3セット組み合わせ、
Ver.1.2exに収録されている≪封殺の死壊石≫を3枚投入し、デッキを組んでみました。
ユニットの効果やインターセプトカードで対戦相手のユニットのレベルを上げ、
≪始世姫ジョカ≫や≪幽世のイザナミ≫などで破壊しながら戦っていくデッキになります。
■最初の手札(マリガン)
まず序盤の動きを決めるマリガンの説明をします。
先攻
①≪バンシー≫
先攻は≪バンシー≫に絞ってマリガンしていきます。
後攻
①≪イシュタル≫
②≪ルサルカ≫+コスト3の青属性ユニット
後攻の理想のマリガンは2種類あります。
①
≪イシュタル≫の効果で相手フィールドに≪ウィルス・成≫を出し、
対戦相手のユニットのレベルを上げていきます。
②
コスト3の青属性ユニットを軽減にして捨札に送り、
≪ルサルカ≫をフィールドに出すことで捨札に送ったコスト3の青属性ユニットを
フィールドに【特殊召喚】することができます。
このように≪ルサルカ≫とコスト3の青属性ユニットをマリガンすることで
後攻1ラウンド目にユニットを2体フィールドに出すことができます。
非常に強力なので積極的に狙っていきましょう。
このデッキにコスト3のユニットは≪空色のコルフェ≫と≪イシュタル≫の2種類があります。
■デッキの説明と動かし方
序盤は≪イシュタル≫の効果で【特殊召喚】した≪ウィルス・成≫や≪封殺の死壊石≫で
相手ユニットのレベルを上げていきます。
そしてレベルの上がった対戦相手のユニットを≪冥王ハデス≫、≪始世姫ジョカ≫、
≪幽世のイザナミ≫などで破壊していきます。
ウィルスはユニット1体として扱う為、≪イシュタル≫や≪水精アクア≫の効果で
なるべく対戦相手のフィールドにウィルスがいる状態を作りましょう。
なぜなら、相手がこちらの≪始世姫ジョカ≫を対策するにはフィールドに出すユニット数を
2体までに抑える必要がある為です。
このような状態を保つことができれば間接的に相手の行動を
コントロールすることができるため非常に強力な戦法といえます。
終盤は≪呪いの贈り物≫などでレベル3にしたユニットを≪幽世のイザナミ≫の効果で破壊し、
ライフダメージを与えていきます。
■覚えておきたいコンボ
①≪呪いの贈り物≫+≪幽世のイザナミ≫
≪呪いの贈り物≫で相手ユニットのレベルを3にした後、≪幽世のイザナミ≫をフィールドに
出すことで相手ユニットの破壊とライフダメージを与えることができます。
これは、このデッキのメインコンボとなるため是非覚えておきましょう。
注意すべき点は効果の発動順がユニット→トリガー→インターセプトとなっているので
≪幽世のイザナミ≫を出した直後に≪呪いの贈り物≫を発動しても意味がないという所です。
②≪呪いの贈り物≫+≪イシュタル≫
≪イシュタル≫は対戦相手のターン開始時に発動する効果でレベル3のユニットを
破壊することができます。
①の≪呪いの贈り物≫+≪幽世のイザナミ≫と比べて序盤に使うことができます。
≪イシュタル≫をフィールドに出した時に≪呪いの贈り物≫を発動させ、
相手のターン開始時に破壊することができます。
注意すべき点は序盤に発動することができますが、≪呪いの贈り物≫の効果で
対戦相手もインターセプトカードを引いてしまうので気をつけましょう。
③≪水精アクア≫+≪始世姫ジョカ≫
対戦相手がこちらの≪始世姫ジョカ≫を警戒し、ユニット数を3体までに
抑えてくる場面が多くなるでしょう。
しかし、≪水精アクア≫をフィールドに出しウィルスを【特殊召喚】をすることにより
相手フィールドのユニット数を4体に増やすことができます。
これにより≪始世姫ジョカ≫の「対戦相手の全てのユニットを破壊する。」
効果が発動することができます。
ただしウィルスは対戦相手のフィールドに1体しか存在できないので相手フィールドに
既にウィルスが存在する状態では上記のコンボは狙えませんので注意しましょう。
■対戦動画
今回も動画を用意いたしました。
動画リンクはこちらです
http://www.nicovideo.jp/watch/1491553277
■動画の解説
動画の解説と、なぜそのようにプレイしたか、その時の考えなどを解説していきます。
●1ラウンド
<行動>
≪バンシー≫をフィールドに出し、ターンを終了しました。
●2ラウンド
<行動>
本来であれば1ターン目の≪バンシー≫で≪イシュタル≫を引いておきたかったのですが
手札に来なかった為、≪バンシー≫と≪ミイラくん≫を出してターンを終了しました。
●3ラウンド
<行動>
軽減で≪ミイラくん≫をフィールドに出し、≪呪いの贈り物≫を発動しました。
これにより≪天空のアイテール≫のレベルを上げ、≪冥王ハデス≫をフィールドに出し、
相手ユニットを破壊しました。
≪天空のアイテール≫を2体破壊することに成功しましたので、
対戦相手の【天使】ユニットは【貫通】効果を失うことになります。
これにより対戦相手の【天使】ユニットをブロックしても【貫通】の効果で
ライフダメージを受けなくなります。
●4ラウンド
<行動>
≪ミイラくん≫でアタックしました。
なぜなら手札に幽世のイザナミがあり、更にジョーカーの《月花熾滅》が
発動可能になっていたためです。
・≪キュベレー≫で相手がブロックした場合→
レベル3の≪キュベレー≫を≪幽世のイザナミ≫で破壊
・≪アサルトエンジェル≫で相手がブロックした場合→
ジョーカーの≪月花熾滅≫でレベル2の≪アサルトエンジェル≫と≪キュベレー≫を破壊
・ブロックしなければ1ライフダメージを与える。
どの選択肢でも確実にこちらにとってはプラスになります。
相手が≪キュベレー≫でブロックしてきたので≪幽世のイザナミ≫で
≪キュベレー≫を破壊し1ライフダメージを与えました。
●5ラウンド
<行動>
≪ONI総長≫に≪冥王ハデス≫を進化させて、対戦相手のユニットを2体破壊しました。
≪冥王ハデス≫でアタックしましたが≪ドリアード≫にブロックされてしまいました。
ブロッカーが≪冥王ハデス≫1体では不安だったので≪ミイラくん≫をフィールドに出し、
ターンを終了しました。
●6ラウンド
<行動>
相手フィールドにはレベル2のユニットとレベル3のユニットの2体のみのため
≪始世姫ジョカ≫で破壊することもできますが、相手フィールドには
レベル2のキュベレーしかブロックできるユニットがいない状態です。
これは3ラウンド目と似た状況です。
①冥王ハデスのアタックをキュベレーでブロックしてきた場合
幽世のイザナミで相手ユニットを2体破壊しつつ、2ライフダメージを与える。
②ハデスのアタックをブロックしなかった場合
1ライフダメージを与えた後、≪始世姫ジョカ≫で相手ユニットを全て破壊。
どちらの結果になったとしてもこちらには有利な状況を作り出すことができます。
●7ラウンド
<行動>
手札に≪幽世のイザナミ≫、≪冥王ハデス≫、≪始世姫ジョカ≫などのレベル2以上のユニットを
破壊するカードが揃っているため、ユニットを出す前にバンシーでアタックをしました。
対戦相手の≪アプスー≫の効果で全てのユニットに【強制防御】がついているため
対戦相手はブロックせざるを得ません。
相手が≪アプスー≫でブロックしレベル3になりましたので≪幽世のイザナミ≫で
≪アプスー≫を破壊しライフダメージを与えました。
その後≪始世姫ジョカ≫でアタックし≪ブロックナイト≫を破壊し、
≪ルサルカ≫をフィールドに出してターンを終了しました。
●8ラウンド
<行動>
相手フィールドにユニットが4体いるため≪始世姫ジョカ≫で破壊することもできますが、
場合によっては≪始世姫ジョカ≫を出すより有利な状況を作り出せるため、
はじめに相手がブロックしづらいであろうユニットでアタックを仕掛けます。
まず≪イシュタル≫からアタックしました。
この場合、対戦相手が取り得る行動は
①BPが一緒の≪ゴリデス≫でブロックして相討ちにする
②≪ブロックナイト≫でブロックする
③対戦相手が戦闘補助系のインターセプトを使って戦闘に勝利する
④ブロックせずにプレイヤーアタックを受ける
と、なります。
相手が①と②の行動をした場合、ユニット数が3体に減り≪始世姫ジョカ≫が
使いにくくなるので他のユニットで続けてアタックしましょう。
そうすることにより相手にブロックしてユニットのレベルを上げるか
ライフダメージを受けるかの2択を迫ることができます。
③の行動を取ってきた場合、後続のユニットでアタックできませんので
≪始世姫ジョカ≫で破壊していきましょう。
しかしアタックしたことによって対戦相手のトリガーゾーンのカードを
使わせることができます。
アタックしないで≪始世姫ジョカ≫をフィールドに出すよりお得になります。
④を選んだ場合、続けてフィールドにいるレベル2の
≪始世姫ジョカ≫でアタックしていきます。
結果、対戦相手は④を選択し≪イシュタル≫のアタックをライフダメージで受けました。
続いて≪始世姫ジョカ≫でもアタックし、こちらもプレイヤーアタックに成功しました。
≪幽世のイザナミ≫もアタックしようか悩みましたが、こちらには行動権のあるユニットが
≪ルサルカ≫のみになってしまう上、もし≪幽世のイザナミ≫のアタックが
ブロックされて対戦相手のユニットが3体になった場合
≪始世姫ジョカ≫の全体破壊効果が使えなくなります。
このような状況になると効果的ではないと判断し≪始世姫ジョカ≫で
相手ユニットを破壊しました。
振り返ると、このラウンドで一番安全だった行動は≪イシュタル≫より
先にレベル2の≪始世姫ジョカ≫でアタックしてから手札の≪始世姫ジョカ≫を
フィールドに出して全体破壊効果を使用するがリスクの少ない選択だったと思います。
フィールドにいる≪イシュタル≫や≪幽世のイザナミ≫がアタックするのは多少リスクのある
強気のプレイだったと思います。
どこまでアタックするかは難しいとこなので、対戦相手との駆け引きになります。
≪始世姫ジョカ≫をフィールドに出した後に≪ONI総長≫をフィールドに出し、
≪アムネシア≫をトリガーゾーンにセットし、ターンを終了しました。
●9ラウンド
<行動>
≪バンシー≫をフィールドに出し、≪冥王ハデス≫に進化させ効果で
相手ユニットを破壊しプレイヤーアタックをして勝利しました。
■まとめ
「幽黒の支配者」デッキはいかがだったでしょうか?
対戦相手のユニットのレベルを自在に操り、フィールドを制圧していく
とても面白いデッキになっておりますので是非使ってみてください。
期間限定カードセット「幽黒の支配者」は4月12日(水)まで販売されています。